2009年10月28日水曜日

日本の譲歩は、アジアと国内を危険にする

2008/02/22 21:04

相手の立場や状況を思いやり、こちらが譲歩するというのは日本の美徳だと思う。しかし、外交の場や意図的な敵対者に対しての譲歩は、自国だけでなく相手やその周辺にも危険を招く結果となる場合が多い。

文末にあげる有名な「チャーチルの回顧録」の一節を読めば、その危険性がよく分かる。議論することの無い譲歩は、結局、相手にとっても状況を読み違える事となり、最後には決定的な対立を生む。

中国、韓国は相変わらずだが、最近オーストラリアまで日本叩きに参加している。その背景にある勢力と意図は別にして、日本はハッキリと自己の立場を言っていないような気がする。

特に、長年にわたる中国、韓国の言いがかりや無礼な態度には、実効的な制裁を含む強い態度で臨むべきだろう。過去の問題など関係ない。そんなことは承知で、対等な国交を結んだのだろう。隷属的な国交を結んだ記録など無い。

またそれらの国にとっても、日本にはどんな無茶でも通ると勘違いすると、将来的に決していい方向には行かないだろう。日本人の我慢にも限界があるし、そんな関係では友好的な未来など望めないからだ。

最近の馬鹿げたサッカー、反省のかけらも無い毒入りギョーザ、東シナ海のガス田。そして、北朝鮮支援に日本の金を勝手に予定する韓国の次期大統領。皇室を日王と書く韓国マスコミ。その他数え切れないほどの無礼や傲慢な無理強いに対して、日本は毅然として、言葉だけでは無い強い処置を行うべきだと思う。

そうしないで、譲歩を続ければ、現地にいる日本人や旅行者などが危険になる一方だろう。相手が簡単に要望を飲めば、次々とその欲望には限りが無い。しかし、我慢には限りがあるのだ。

日本人の不満が高まり、ある日突然、態度を変えたら、それまで言いなりだと思っていた彼らも激怒するだろう。チャーチルの言葉のように、その時に不幸な事態が起こる。

強い信念を基にした議論をしないで、安易な妥協や譲歩は互いを危険にするだけだ。

同じ事は国内にも言える。弱者の仮面をかぶって言いたい放題の勢力に対して、その場の妥協は譲歩は、結局は彼らと社会を危険にする。

「成らぬものは成らぬ」

そう言おう。日本にはその義務がある。

東シナ海油田は主権問題だ!毒餃子は断る! 喧嘩サッカーも断る!他国の象徴を勝手に日王などと呼ぶメディアは入国させない!

メディアが声を上げて欲しい。

産経新聞に期待します。

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日本はなぜ外交が弱いのか?  「チャーチルの回顧録」

日本人は無理な要求をしても怒らず、反論もしない。笑みを浮かべて要求を呑んでくれる。しかし、これでは困る。

反論する相手をねじ伏せてこそ政治家としての点数があがるのに、それができない。それでもう一度無理難題を要求すると、またこれも呑んでくれる。

すると議会は、今まで以上の要求をしろと言う。無理を承知で要求してみると、今度は笑みを浮かべていた日本人が全く別人の顔になって、「これほどこちらが譲歩しているのに、そんなことを言うとは、あなたは話のわからない人だ。ここに至っては、刺し違えるしかない」と言って突っかかってくる。

英国はその後マレー半島沖で戦艦プリンスオブウェールズとレパルスを日本軍に撃沈され、シンガポールを失った。日本にこれほどの力があったなら、もっと早く発言して欲しかった。
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